中日の“キューバしのぎ”に球界呆れた…今季2人が亡命→新たに育成で2人獲得
これがほんとの「キューバしのぎ」か。
中日は3日、新たにキューバ人の育成選手を2人獲得したことを発表した。
外野手のカルロス・モニエル(22)は190センチ、106キロの大型選手。内野手のクリスチャン・ロドリゲス(21)は184センチ、74キロと細身だが、球団の公式コメントによれば「キューバの中でも優秀な遊撃手」という。
外国の若手を育成で獲得し、自前で育てて戦力にするのは悪い話ではない。中日では守護神のライデル・マルティネスも、2017年オフに育成契約で入団している。中日は資金力に難があるだけに、効率的といってもいいだろう。
問題は、今回獲得した2人がキューバ人ということだ。中日は今季2回、彼らに煮え湯をのまされている。
昨季、セ最多の39ホールドをマークした中継ぎのジャリエル・ロドリゲスは、キューバ代表としてWBCに出場すると、その直後に米国に亡命。今オフはメジャーの複数球団から注目されており、争奪戦の気配が濃厚だ。