【ボートレース】女子王国福岡シリーズ(3)クイーンズクライマックス当確の2人
大晦日決戦の多摩川プレミアムGⅠ「第12回クイーンズクライマックス」の出場権争いは終盤戦に突入した。福岡支部で当確としているのが渡辺優美(105期・31歳)と川野芽唯(100期・37歳)だ。どんな選手なのか。
福岡支部の女子で一番の酒豪として鳴らすのが渡辺優美。今年はレースでも抜群の強さを発揮している。
デビュー時(2010年)から目立たず、B2を5期、B1を7期続け、7年目の16年前期にA2。同年後期にA1昇級するも、17年後期からまたB1と成績は伸び悩んでいた。12年目の21年後期からようやくA1に定着した遅咲きだ。
21年には14優出4Vの活躍で、念願の福岡第10回クイーンズクライマックスに初出場。優出(5着)で締めくくった。
昨年はクイーンズクライマックスの出場は逃したが、12優出3V。
今年は年頭の福岡優勝で弾みをつけ、津GⅠ第37回レディースチャンピオン(8月)では優出3着と好走した。9月上旬の浜名湖で優勝し賞金は3564万円(11月8日現在=以下同)で4位。先月の福岡でFを切ったためレディースチャレンジCは除外されたが、クイーンズクライマックスは当確。気持ちに余裕がある。