【ボートレース】進撃のルーキー 前田翔 ボート界で話題の前田3兄弟の真ん中
ボートレース界が次世代を担う若手有望選手として選出している「フレッシュルーキー」(各場2人以内)。今回はボート界の3兄弟として話題の次男の前田翔さん。9月プレミアムGⅠ「ヤングダービー」では3兄弟が揃って出場して注目を集めた。
長男・篤哉、双子の兄・翔、弟・滉の前田3兄弟。養成所は篤哉が120期、翔は124期、滉が123期。双子の兄弟の養成所入りは兄が1期遅い。
「ボートレーサーになったのは看護師をしている母親の勧めです。母親が勤めている病院にトップレーサーの磯部誠さんが入院されて、いろんな話を聞いたことがきっかけでした。最初に兄が養成所を受けて合格。それから滉と一緒に受け始めたのですが、途中で僕の視力が落ちてレーシック手術をすることになり、先に滉が合格、1期遅れることになりました。ちょっと悔しかったですね」
なかなか上達せず苦しい時期もあったが、コツを掴んだのは現地訓練が始まってから。場所が地元の常滑、蒲郡だった安心感は大きかった。
デビューは2019年5月の常滑。初勝利、初優出の水神祭もともに常滑。初優勝は22年10月の浜名湖ボートだった。