大谷翔平&山本由伸がドジャースに“Wヒジ鉄”食らわせる? “本命球団”と補強に血眼なエンゼルスの狙い
FAを取得した大谷翔平(29)と、ポスティングシステムでメジャー入りを目指す山本由伸(25)。複数の米メディアは移籍先の有力候補に挙がるドジャースの両取りもあるとみているが、2人ともド軍にヒジ鉄を食らわせる可能性が出てきた。
まずは山本だ。すでにメジャー30球団との交渉がスタート。代理人のジョエル・ウルフ氏によれば「10~15球団」が関心をもっているとか。
日本にいるうちにリモート面談で移籍先を絞ったうえで本人が渡米、日本時間12月5~8日のウインターミーティング終了後に最終候補と面談を行うといわれている。
山本の球団選びのスタンスについて、ウルフ氏は「(東西などの)地理的な希望はない」「30球団OK」「日本人選手と同じチームでのプレーはプラスと考えている」と話している。
■ヤンキースに興味
山本はオフのFA市場で、大谷に次ぐ2位にランクされている。手術明けの大谷は来季投げられないから、投手としてはすでにナンバーワンの評価。総額300億円といわれる契約金が、30球団OK発言によってさらに膨れ上がりそうな雲行きだが、「その山本が実は、ある球団に興味を持っていると聞きました」と西海岸の球団のスカウトがこう言う。
「ヤンキースです。米国で一時、山本は西海岸を希望しているという話が広まり、代理人のウルフが否定、30球団OKのスタンスを明確にしましたが、本人はニューヨークの老舗名門球団に興味を抱いているというのです。ヤンキースといえば狙った選手はカネに糸目をつけずに獲得してきた球団です。
湯水のごとくカネを使いながら7年ぶりにプレーオフ進出を逃したキャッシュマンGMは、アリゾナのGM会議で米メディアの報道にプッツン。FワードやBワードを連発してさらなる集中砲火を浴びるなど、かなり追い詰められています。それだけに今オフはなりふり構わず大型補強に突っ走りますよ。ましてノーヒットノーランを生で見た山本に対しては、それこそ青天井でカネをつぎ込むのではないか」
山本が「興味」をもつ金満球団の編成責任者が獲得に目の色を変えているというのだ。