佐々木朗希いまはヤル気満々も…“公約”破り今オフのメジャー挑戦に現実味
5日のロッテ石垣島キャンプ。雨が降る中、佐々木朗希(22)はアップ、キャッチボールなど軽めのメニューをこなした。
練習後には室内練習場のそばで30分間の即席サイン会を開催。行列をつくった約200人のファンの色紙にペンを走らせた。
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その佐々木はこのオフ、球団にポスティングによるメジャー挑戦を直訴。早ければ今年24年オフにも実現する可能性がある。第1クールでは早速、フィリーズとカージナルスのスカウトが視察に訪れるなど、今後はメジャースカウトによる「朗希詣で」が過熱するのは間違いない。
メジャー挑戦を見据える佐々木にとって、今季は真価を問われる1年になる。
2020年の入団以降、球団の育成プランに沿ってイチから体づくりに取り組むなど、じっくり育てられてきた。大船渡高3年時に163キロをマークしたものの、チーム関係者は入団当初、「体力は高校生以下。160キロを投げ続けたら、たちまち肩、肘が壊れる」と言っていた。