大谷は口座を3年放置のだらしなさ…悲劇を招いた「野球さえ上手ければ尊敬される」風潮

公開日: 更新日:

 スポンサー料など大谷の年間の副収入は、メジャートップの98億円といわれる。実際問題、給料に手を付ける必要がないのかもしれないが、3年もの間、自分の口座にアクセスすらしない、稼いだ金額がどうなっているか確かめようともしないなんてのはフツーじゃない。

 米スポーツ専門局「ESPN」は水原容疑者による大谷の口座への不正アクセスを見過ごした責任について「会計士や代理人の明らかなミス」と報道。ドジャースの地元紙の「ロサンゼルス・タイムズ」も「大谷はまず代理人のネズ・バレロを解任し、彼の危機管理担当広報らをクビにすべきだ」と書いた。本来の業務である顧客の財産管理ができない代理人にはもちろん大きな非があるが、何でもかんでもすべて人任せにしていたのだから、被害者の大谷はある意味、自業自得ではないか。

 グラスノーが「ストレスのかかることをなくしたい」と言うように、それだけ野球に集中、グラウンド外のことに神経を使わずにいるからこそ、グラスノーや大谷のようにメジャーで大金を稼ぐ選手になれたのだろう。


 大谷は昨年、NHKのインタビューで勝負球のスイーパーをどう磨いていくかについてこう言っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今