ソフトB山川穂高 数字では測れない「4番の価値」…打てない時期もチームの躍進に大貢献
栗原はもっか打率.272、45打点、7本塁打と好調だが、さらに凄まじいのが近藤だ。打率.352、13本塁打はそれぞれリーグトップとトップタイ。47打点も同2位と、三冠王に迫る勢いである。
「4番は対戦相手から最も警戒される打順。4番打者ならではの重圧もあり、打力はもちろん、並大抵の精神力では務まらない。球界には『4番打者とエースは育てようと思っても育てられるポジションではない』という言葉もあるくらいです。3番や5番にプレッシャーがないとは言わないが、一番しんどい部分を山川が肩代わりし、栗原や近藤の負担を肩代わりしていたのも事実。長打は出ずとも4番に長距離砲がいれば、その分、マークは分散される」(球団OB)
打てない時期も、チームの躍進に一役買っていたというわけだ。
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そんな山川の「どすこい」に対し、心中穏やかでないのが古巣の西武だという。
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