なぜドイツばっかり?バスケ、バレー、ホッケー、ハンド…日本に立ちはだかる「ベルリンの壁」

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 バレーボールを例にとってみよう。1次リーグは、4チームずつ3組に分かれて行われる。まず、ランキングによって出場国が4つのポットの分かれる。第1ポットが開催国のフランス、世界ランク1位のポーランド、2位の日本が入り、第2ポットはランキング3~5位、第3ポットは6~8位、第4ポットは9~11位。

 まず、A組に開催国のフランス、B組に1位のポーランド、C組に日本が入り、各組の残り3チームは、第2~4ポットから1チームずつが抽選によってチョイスされる。

 結果、日本のC組に、アメリカ(同5位)、アルゼンチン(同8位)、ドイツ(同11位)が入ったわけだ。

 ドイツは第4ポットの3チームの1つ。3分の1の確率が見事にハマった形だ。

 競技ごとに参加国の数が違うとはいえ、世界最大のスポーツ大会で同じ国と何度も対戦するのは、しっくりこない、というのがSNSなどでのファンの反応。そのうえ、競技力の差をまざまざと見せつけられているのだから、なおさらだ。

 これで打ち止めかと思いきや、ドイツとの戦いはまだ控えている。8月1日のバスケット女子だ。

 世界ランクは日本9位でドイツが19位。なんとか一矢報いてもらいたいものだが。

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