バスケ元日本代表監督が徹底解説!八村、渡辺ら「ビッグマン」に代わる“控え選手”がカギになる

公開日: 更新日:

 東京五輪銀のフランスは最優秀守備選手賞4度のルディ・ゴベール(32=ティンバーウルブズ)、昨季の新人王ビクター・ウェンバンヤマ(20=スパーズ)ら、現役のNBA選手は5人。自国開催の今大会もメダル候補だけに、現実的に日本は2位での1次リーグ突破を目指す。

「決勝トーナメントに進出するには初戦のドイツ戦が重要になります。勝てば、次のフランス戦の展開によっては控え選手を多く試すことができる上に、1次リーグ最後のブラジル戦に全精力を傾けるのが可能になるからです。ドイツには昨年のW杯1次リーグで第2クオーターまでリードを許して敗れた(63-81)とはいえ、後半は互角以上に渡り合った(32-28)。先の五輪最終予選ではフィリピンがラトビアに勝ち、ニュージーランドがクロアチアを下すなど、アジア各国の実力が欧州勢に近づいていることを考えると、今回は八村が加わるだけに、ドイツとは十分に戦えると思います」(※ドイツに惜敗し、日本時間31日0時5分からの仏国戦に臨む)

 ホーバス監督は就任以来、NBAで全盛の「3&D」(3Pシュートとディフェンス)を重視したチーム強化を図ってきた。それまでは3Pシュートをほとんど打たなかった選手がホーバス監督の方針から練習に励むようになり、7月上旬の韓国との強化試合ではエリア外に出て3Pシュートを打つシーンも見られた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動