「控えめに言っても最悪」なパリ五輪選手村の食堂…露呈した国とアスリートの大きすぎる“格差”
こういったトラブルを避けるためか、米国男子バスケットボール代表チームは、1500万㌦(約23億2500万円)もの大金を投じてパリ市内の高給ホテルを貸し切り。男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア代表)は、東京五輪で選手村に入った際に「有名人扱い」されてリラックスできなかったことを教訓に、今回は入村しなかった。
こういった対策も、NBAのドリームチームやテニス世界ランク2位のトッププロだからこそ成せる業。国や競技によって支援体制は様々で、大きな格差が生じている。
日本は過去の五輪でも「サポートハウス」を設置し、日本食の提供やジャグジー風呂など、選手の心身を支える施設を作ってきた。今回もオリ・パラ合わせて約13億円の運営費を投じている。
日本のアスリートも恵まれている。
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選手村で毎年話題になるのは配布される避妊具の数だろう。今大会ではいったいいくつ配られていたのか。オリンピアンが語った「衝撃の実態」とは、どのようなものなのか。
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