佐々木麟太郎にメジャースカウト“辛辣すぎる評価”…《走力は走者として邪魔になるくらい低くて…》
「(メジャーリーグと日本のプロ野球)両方から指名していただくチャンスはあるので。まだそういった選手とは思っていないですし、そこに段階を踏めるような選手として見ていただけるように頑張っていきたい」
花巻東高時代に歴代最多の140本塁打を放ち、米スタンフォード大に進学予定の佐々木麟太郎内野手(19)が9日、岩手県内で練習を公開。取材に訪れた50人近い報道陣を前にこう言った。
米国の大学に進学するだけに、メジャーへの憧れはかなり強いのだろうが、
「メジャーではセンターライン以外、打撃が最優先されるし、ナ・リーグもDH制を採用するようになり、打つだけの選手にもチャンスはありますが……」と、高校時代の佐々木をチェックしたメジャー球団のスカウトはこう続ける。
「中南米も含めて、佐々木くらいのパワーをもった選手はいくらでもいますからね。おまけに守備がヘタなうえに、走力は走者として邪魔になるくらい低い。肝心の打撃にしても、内角速球を苦にする。早ければ2年後のメジャーのドラフトで指名されるための課題は山積で、いかにシェイプアップして体のキレを増すかがキーになるのではないか。各球団とも20人しか指名できないので狭き門だし、そもそも太りやすい体質とか。アメリカは食事の量が多いし、味付けも濃いので、かなり注意しなければますます太ってしまいますよ」