大谷翔平「DH初のMVP」は確実!アジア人への半端ない差別、嫉妬、僻みをバットで一掃
今季最終戦は1安打1盗塁で打撃三冠は逃す
が、大谷は「40-40」どころか、9月20日に前人未到の「50-50」もクリア。9月は打率.389、11本塁打、34打点と大爆発。これまで低調だった得点圏打率は.556とハネ上がり、ドジャースに3年連続地区優勝をもたらした。
米サイト「ファングラフス」によれば、WARはリーグトップの「9.0」、2位のリンドアの「7.5」を大きく引き離している(数字はいずれも29日現在)。
大谷は自らのバットで差別も妬みも僻みも吹き飛ばしたのだ。
「50-50」の偉業に加え、打撃三冠を狙っていた大谷が、わずかに及ばなかった。
日本時間30日終了時、ナ・リーグトップ、パドレスのアラエス(打率.314)と4厘差で迎えたロッキーズとのレギュラーシーズン最終戦。相手の先発右腕フェルトナーを攻略しきれず、3打席目まで凡打を重ねた。
一方、ライバルのアラエスはダイヤモンドバックス戦の第3打席で中越えの二塁打。打率.314をキープして途中交代した。
この時点で差を広げられたが、大谷は最後に見せ場をつくった。
1-1と同点に追いついた八回1死一塁の第4打席。救援右腕ボドニクの真ん中低め159キロの直球を捉えて、この日初安打となる右前打で出塁。二塁走者バーンズとともに重盗に成功し、「54-59」(54本塁打、59盗塁)とした。
この日は4打数1安打1盗塁で、打率.310、54本塁打、59盗塁、130打点。打撃2冠をほぼ確実とし、日本人初となる「3割、30本、30盗塁」の「トリプルスリー」も達成した。
ドジャース移籍1年目で、周囲の期待以上のパフォーマンスを発揮した大谷。打撃三冠については意識していなかったそうで「どれぐらいの差があるかも分かっていなかったですし、自分のいい打席を送りたいと思っていた」と明かした。メジャー7年目で初めて出場するポストシーズンに向けて「シーズン中に積み上げた成績や数字は意味ないので。しっかりと自分の調子を維持する。気持ちを切らさず、間の日を過ごしていきたいと思います」と話した。
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そんな大谷だが、ポストシーズンに大きな不安材料がある。この問題にイチローやカブレラ、ジャッジなどレジェンドたちも苦しめられたという。いったいどういうことか。大谷の「敵」とは。
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