来季の大谷は二刀流復帰→最多勝&本塁打王でワールドシリーズMVPへ!頂上決戦での不発が発奮材料
「新しいチームに来て最高の終わり方ができて最高の一年だった」
大谷翔平(30)が何度も「最高」という言葉をクチにした。ドジャースが日本時間31日のワールドシリーズ(WS)第5戦で5点差をひっくり返してヤンキースに逆転勝ち、4勝1敗で4年ぶりの世界一になった直後のコメントだ。
オフにFA権を行使。6年間、一度も勝ち越したシーズンがなかったエンゼルスから、11年連続プレーオフに進出中のドジャースに移籍。最大の目標は個人タイトルより何より「世界一」だったから、悲願はいきなり達成された。
レギュラーシーズンは54本塁打で2年連続タイトルを獲得、前人未到の「50-50(54本塁打-59盗塁)」もマークした。しかし、ポストシーズンは計16試合で打率.230、3本塁打、10打点。中でも今回のWSは第2戦で左肩を亜脱臼、計5試合で19打数2安打。本塁打と打点と盗塁はひとつもなかった。右足首を痛めながら初戦の逆転サヨナラ満塁弾を含むWS6戦連続本塁打のメジャー新記録でシリーズMVPを獲得したフリーマン(35)とは対照的だった。