竹田麗央は未勝利選手に「油揚げ」さらわれるわけにはいかんでしょ!米ツアー挑戦権懸けた大一番
【TOTOジャパンクラシック】
きょう(2日)の3日目は悪天候によるコースコンディション不良のため、中止が決定。競技はあす(3日)までの54ホールに短縮となった。
今大会の初日、コースレコードに並ぶ63で飛び出したプロ7年目の脇元華(27)がスコアを4つ伸ばし、通算13アンダーで首位をキープ。優勝すれば米ツアー出場権が得られるため、「チャレンジしたい」という。
プロ7年目まで未勝利の選手に「油揚げをさらわれる」わけにはいかないのが、今季公式戦2勝を含む7勝の竹田麗央(21)だろう。
竹田は来季、米ツアーに挑戦するため12月の最終予選会を受ける。この試合に勝てば、5日間90ホールの難戦を経ずに同ツアーのメンバーになれる。2日目は13番パー5の第2打、ピンまで247ヤードをスプーン(3W)で手前12メートルに乗せて1パットのイーグルを奪うなど65と爆発。通算10アンダー4位に浮上し、3打差で脇元を追う。
この日の中止によって競技は残り1日。脇元にとって有利になったとはいえ、竹田には中止がプラスに働くかもしれない。