ゴールデン・グラブ賞でまたも「不可解な1票」…《賞の価値を貶める》と大炎上
<この『一票』は阪神ファンとしてもイヤやな>
12日に発表された三井ゴールデン・グラブ賞は、昨年ゼロだった巨人からセ最多の4人が選出された。
菅野智之(投手)、岡本和真(一塁手)、吉川尚輝(二塁)に加え、坂本勇人が三塁手部門で初受賞するなど、おおむね妥当な結果になった中、阪神の前川右京に1票が投じられたことで、SNS上では《賞の価値を貶めることはやめてほしい》《選考方法に問題がある》《記者は実名を公開すべき》などと、批判の声で溢れた。
前川は93試合で1失策、守備率.993という数字はともかく、とにかくスローイングが弱点。実際、秋季キャンプでは、スローイングの矯正に取り組んでいる。
「ハッスルプレーで好守を見せることはありますが、走者二塁で前川に打球が飛んだら、三塁コーチはアウト覚悟で回していますから」(ライバル球団の首脳陣)
ゴールデングラブ賞はNPB表彰のタイトルではないが、選手にとっては大きなステータス。投票は新聞、テレビなどでプロ野球担当として5年以上のキャリアがある記者が行っている。いわゆる「プロ」が選ぶことになる。