巨人・丸佳浩の2000安打を阻む「2人の刺客」…外国人補強のシワ寄せで「外野の1枠」争いへ
巨人の丸佳浩(35)が昨7日、ジャイアンツ球場で自主トレを公開した。
2023年は規定打席に到達せず、打率.244、18本塁打、47打点に留まった。「丸は終わった」とささやかれたが、昨季は春先から1番に定着すると、リーグ9位の146安打を放ち、打率.278、14本塁打、45打点で4年ぶりのリーグ優勝に貢献。それでも「満足している数字は一つもない昨シーズンと同じような感じだったら、若い選手を使ってもいいんじゃないかというぐらいの数字」と自らハードルを上げた。
残り158本に迫った2000安打到達も射程圏内。「自分の中ではちらついていない」と言いながら「まずは出続けないと、この数字も達成できない」と18年目の抱負を語った。
確かに「出続けること」が大変だ。巨人の今季の外野陣は層が厚い。新助っ人のキャベッジは外野ではなく、一塁へ回る公算が高い。そうなると、一塁の岡本は三塁へ。三塁の36歳・坂本がピンピンしていれば、主砲が左翼へ回ることになる。残留したヘルナンデスのレギュラーはほぼ確定。丸は外野最後の1枠を、浅野、萩尾、佐々木、秋広ら若手と争うことになる。さる巨人OBがこう言った。