ドジャースは佐々木朗希争奪戦で後手…契約金増額へ金策に走っても“脱落球団”の横ヤリ確実
ロッテからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す佐々木朗希(23)が日本時間15日、本命視されるドジャースと2度目の交渉を行った。
本拠地ドジャースタジアムで行われた交渉には大谷翔平(30)、ムーキー・ベッツ(32)らの主力選手も同席したとみられる。
佐々木を巡ってはド軍の他、パドレス、ブルージェイズの3球団が移籍先の最終候補に残っているとされるが、この3球団とも今後は金策に動くのは必至。佐々木にはマイナー契約しか結べない「25歳ルール」の縛りがあり、契約金(インターナショナル・サイニング・ボーナス)も各球団ごとに上限が定められている。この契約金は最大60%まで増額が可能。ドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団はマイナー選手を放出する見返りに他球団のボーナス枠を得て、佐々木の契約金の増額に動くとみられる。
契約金の上限はパドレス、ブルージェイズが630万ドル(約9億7650万円)に対し、ドジャースが510万ドル(約7億9050万円)。ド軍はライバルの2球団と2億円近い開きがあるだけに、今後は積極的にマイナー選手のトレードに乗り出すともっぱらだが、他球団からはソッポを向かれそうだ。