佐々木朗希のドジャース1年目はシーズン途中「強制終了」に現実味…ポストシーズンはベンチ観戦か

公開日: 更新日:

「フロントは佐々木の故障防止には細心の注意を払う」

 多くの米メディアはドジャース入りの決め手になったのは、負担の少ない「6人ローテ」を編成できる投手陣の層の厚さだと指摘している。昨季までのロッテでの実働4年間で最も多く投げたのは2022年の129回3分の1。暇さえあれば、右腕のコンディション不良などで離脱し、一度も規定投球回数(143)をクリアしていない。中6日のローテすら守れず、日本以上に登板間隔が短いメジャーではシーズンを通じて投げるのは厳しい。将来性はあっても、フィジカルの不安を拭えないのは本人もドジャースも織り込み済みだろう。

「数年後には大谷、山本と3人の日本人ローテを見込むド軍フロントは佐々木の故障防止には細心の注意を払うはずです。今季は少しでも調子を崩したり、異変が生じれば、肩、肘を痛めていなくても、負傷者リスト(IL)入りさせて様子を見るでしょう。新人投手の目安である20試合に満たなくても、レギュラーシーズン途中でシャットダウンする可能性もあり、ローテとして十分に機能し、仮にチームが13年連続ポストシーズン(PS)進出を果たしたとしても、投げさせてもらえないのではないか。PS進出やリーグ優勝決定の瞬間はロースターから外れ、ベンチで見届けることになるかもしれません」(前出の友成氏)

「未完の大器」として、将来性を高く評価されている佐々木。期待に応えられるようになるまで、しばらく時間がかかりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 佐々木は大谷の「お荷物」になりかねない。メジャー移籍1年目で右も左も分からなくて、体力面も含めて課題だらけ。そんな同郷の後輩に大谷が何かと世話を焼くことになるのは目に見えていて、そこに「大谷の事情」も重なるからだ。いったいどういうことか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853