レジェンド落合博満氏が《とても不安の残る1年目》とバッサリ…実際問題どれくらいやれるのか?
佐々木は、ロッテ在籍5年間で一度も年間を通してローテを守ったことがない。そんな投手が果たして、日本よりも過酷なメジャーでやっていけるのか。
19日、TBS系のサンデーモーニングで元中日監督の落合博満氏は、「期待はしている」とした一方で、「とても不安の残る1年目だと思う。体力的に中6~10日での日本での登板が、中4~5日での登板だと相当ダメージがくると思う。まあ果たして、1年目からどれだけの成績を上げられるか、結構、不安が出てきます」と話したのも、無理はない。
体力面への不安に関しては、チーム周辺で「投手として復帰予定の大谷と交互に登板させることで、登板間隔に余裕を持たせる」との見立ても浮上しているが、ローテ投手として一本立ちするためには、まだまだ課題は多いのは事実だ。
「それ以上に難題なのが球速低下の問題です」と指摘するのは、ある球界OBだ。
球団の育成システムを重視する佐々木は、メジャー球団との交渉過程で「宿題」を課している。米「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者は日本時間19日、その内容が「昨季、日本で速球が低下した原因を分析し、これが二度と起きないようにするためのプランを提示することだった」などと報じた。