巨人マルティネスに「全盛期過ぎてる説」…データが示唆する“衰え”、さらに心配な中南米人気質

公開日: 更新日:

 巨人阿部慎之助監督(45)は大いに気になるところだろう。

 東海テレビの公式ユーチューブチャンネル「ドラHOTpress」に山本昌氏(59)、山崎武司氏(56)の中日レジェンドOB2人が出演。ライバル巨人へ移籍した抑えのライデル・マルティネス(28)について言及した。

 キューバから中日に育成で入団。支配下に昇格した2018年から通算166セーブを挙げた絶対的守護神だ。にもかかわらず、山崎氏が「負け惜しみに思われるかもしれないけど、もう全盛期は過ぎている」と言えば、山本氏も「昨シーズンは怪しい場面が結構あった」とうなずいたのだ。

 昨季は60試合に登板。6年連続40試合以上と酷使されてきただけに蓄積疲労は懸念されるところだ。「注目すべきは球速です」と、さる球界関係者がこう言った。

「ライデルの平均球速を見ると、直球は22年154.1キロ、23年155.7キロ、24年153.9キロ。23年をピークに2キロほど落ちている。スプリットは23年146.1キロ、24年144.4キロ。スライダーも23年143.4キロ、24年140.8キロ。直球と比例して変化球も2キロほど落ちている。これも要因のひとつになっているのか、ライデルとの再契約の際、中日は他球団とのマネーゲームに消極的だったともっぱらです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    どこも書かない「箱根駅伝 山の神」のつくり方…指導経験者が“ルール破り”の実情を激白

  2. 2

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  3. 3

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

  4. 4

    NHKは「同様の事案はない」と断言するが…フジテレビ問題で再燃した山口達也氏の“EテレJK献上疑惑”

  5. 5

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  3. 8

    箱根駅伝で創価大も起用 ケニア人留学生の知られざる待遇

  4. 9

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  5. 10

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽