だから高市早苗は嫌われる…石破自民に「減税しないのはアホ」と皮肉批判で“後ろから撃つ女”の本領発揮
「ポスト石破」を飽きずに目指す高市早苗前経済安保相がまた噛みついた。物価高対策として世論も野党も、そして公明党も自民党の参院改選組も要求する消費税減税をめぐってだ。頑としてのまない石破首相や党執行部を「ガッカリ」「疑心暗鬼」と皮肉たっぷりに批判。党内野党時代は正論吐きで鳴らした石破首相のお株を奪いかねない勢いだ。「減税しないのはアホや」が出るか。
石破政権が消費減税に舵を切る見通しはない。改選組などから食料品に適用される軽減税率0%を求められた森山裕幹事長は、党税制調査会で勉強会を開くとしてゴマカシ。石破首相は12日の衆院予算委員会で「減税だけの話をするのは無責任」「いいとこ取りだけの議論をしていいとは思っていない」などと、いつもの財源論を盾に否定した。
そこで立ち上がったのが高市氏だ。13日放送のネット番組で石破答弁を「ひっくり返った。わが党トップの答弁にかなりガッカリしている」とクサし、「本当に困っている人がいる時に国が減税を惜しむのはおかしい」とド正論。勉強会についても「〈消費税は社会保障の重要な財源〉と説得するために開くのかなという疑心暗鬼がある」と、お仲間の声を代弁した。