宇多田ヒカル 徳島のコンサート“ドタキャン騒動”

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 7月1日、いよいよ全国ツアーがスタート。7万枚のチケットは発売直後90分で完売。6500円のチケットがダフ屋では10万円で取引される人気になっていた。

 だが、ツアーが後半戦に突入した8月1日、徳島で事件が起きた。5000人のファンで埋め尽くされた会場の「アスティとくしま」には開演時間を1時間過ぎても宇多田は姿を現さなかった。場内が騒然とし始めた頃、主催者から「本人の体調不良のため中止」のアナウンス。しかし、遠くから駆けつけた観客や、ダフ屋から法外な値段で購入した観客もいて「こんなに待たせといて中止の一言だけか」「もっと詳しく説明しろ」と怒号が飛び交った。

 宇多田はHPで、謝罪の言葉とともに「肉体面と精神面に疲れがつのっていたようで、ついにそれが雪崩を起こしたらしい」と事情を説明。食べ物を受け付けないことを告白し、「摂食障害を持った人が毎食後吐くというのは本当につらいんだろうなぁ」と語った。実際、両親の問題が宇多田の精神状態に影響を与えて摂食障害を発症したという声も聞かれた。

 父親の照實氏は「ヒカルは疲れがたまると腰に立っていられないほどの痛みを感じる」と説明した。

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