日ハム元エース木田勇さんは女子硬式野球部監督でも“3冠”
初年度は4チーム中3位。2年目は前後期を通じて地区最下位と結果を残せず、08年のシーズン終了後に退任した。
「トライアウトを経て入ってきた選手ばかりで当然、ハングリー精神が旺盛な若者ぞろいだと思っていました。しかし、どうしてどうして、そんな意識でNPB(日本野球機構)は厳しいぞって選手がたくさんいた。独立リーグでやってればひょっとしてNPBに入れるかも、とみんな思ってるんですね。給料は一律15万円。少人数でやってるため、ミスしても下がるわけでもない。ボクらが社会人当時はどういう練習をすればプロに入れ、一軍のマウンドで勝利を手にすることができるか、先輩や監督に嫌がられるほど聞いたもんですがねえ」
日ハムに入団の条件として「(契約金)プラス土地」を持ち出して話題になったが、「36歳で土地と住宅のローンは返し終えた」とか。また、「今もオファーがあれば、球界の仕事をする用意はできている」そうだが、「まあ、声はかからないでしょうね、ハハハ」ということだった。