巨人ドラ1辻内崇伸 「わかさ生活」女子コーチになっていた
05年の夏の甲子園で大阪桐蔭高校のエースとして152キロの球を投げ、巨人から1位指名を受けた辻内崇伸さん(26)。1億円という契約金もまた、巨人が獲得した高卒では松井秀喜以来でもあり、大いに話題となった。しかし、プロでの活躍がないまま、表舞台から姿を消した。今どうしているのか。
会ったのはJR北浦和駅から車で5分の「株式会社わかさ生活」東日本営業所。胸に“East Astraia”のロゴの入ったユニホームを着ている。
「この3月の中旬に『わかさ生活』に入社し、日本女子プロ野球リーグのチーム“イースト・アストライア”のコーチをしてます。毎朝8時から13時まで、ここから車で30分の大宮シニアグラウンドで練習し、一度家に帰って汗を流してご飯を食べた後、電車でこちらへ来て15時から18時までデスクワークとか、チームのメンバーと女子プロ野球のPRをしたり、小学校などを訪問して普及活動をしてます。この営業所は球団事務所でもあるんです」
「株式会社わかさ生活」はブルーベリーのサプリメントで知られる健康食品メーカー。社会貢献活動の一環として、女子プロ野球リーグも運営している。辻内さん、そこでコーチをする気はないか、と打診を受けたそうだ。