二股被害は屁でもない? 冨永愛「自伝」で分かった壮絶人生

公開日: 更新日:

 モデルでタレントの冨永愛(32)の初の自伝「Ai 愛なんて大っ嫌い」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、相当にエグいと評判だ。世界を股に一流ブランドのモデルとして大活躍してきたが、2年前は「二股愛」の犠牲者としてワイドショーでも騒がれた。

 同書には、これまで自ら封印してきた壮絶な生きざまが包み隠さずつづられている。

「のっけから悪夢を見て恐怖のあまり失禁して目覚めるシーンから始まるんです。語り口は淡々としてますが、内容はかなり暴力的。『殺してやるー、絶対にぶっ殺してやる。許さない』といった恨み言がそこかしこにちりばめられています」(芸能ライター)

 冨永の両親は幼くして離婚、3人姉妹はすべて父親が違い、常に知らないおじさんが家にいて、育児放棄の母親は家に帰ってこない。自宅は超貧乏、小学生のころから「宇宙人、板女、もやしゾンビ女、ひょろひょろがいこつ」など高身長を理由にいじめられる地獄の日々を過ごす。

 中学時代、いじめに耐えきれずに自殺を思い立つ。「左の手首に刃を押し当てた。これを思いきり引けばいい。簡単だ。やろう。右手に力を込めた」が、できずにシャワーカーテンを引き裂いただけで終わった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ