米クリーブランドで炎上バスから15人を救出 “ヒーロー”になった運転手は匿名希望
バス運転手の迅速な対応が、定期的に行われている避難訓練のたまものだ、と称賛の声が寄せられている。
米オハイオ州クリーブランドハイツで2月27日朝、モンティセロ中学校の生徒15人を乗せたスクールバスの後輪部から火災が発生した。それを察知した運転手がすぐに生徒たちをバスから避難させて安全を確保。全員無事だった。
目撃者によると、バスはすぐ炎に包まれその後、爆発を起こしたというから、一歩間違えれば大惨事になっていた。写真は近隣住民のモギー・オットマンさんが撮影しフェイスブックに投稿した動画のひとコマだ。
リズ・カービー学区教育長は「何よりもまず、誰一人けがをしなかったことに心から安堵しています。そして、運転手の迅速な対応に深く感謝します」とコメント。
またヒーローのバス運転手が匿名を希望し、「毎年行われるバス避難訓練が今回の対応に役立った」と説明したことを明らかにした。
火災原因については、クリーブランドハイツ消防署とオハイオ州高速道路警察が協力して調査している。