「ラッスン」由来でデマ拡散…8.6秒バズーカーが“風評被害”

公開日: 更新日:

 “ラッスンゴレライ”のリズムネタで大ブレーク中のお笑いコンビ「8・6秒バズーカー」。吉本史上最速でDVDを発売し、その記念イベントでは寝る間もなく働き続けていることを明かすなど、まさに人気絶頂の2人だが、このところコンビ名やネタの由来をめぐってとんでもないウワサが広まるという“風評被害”にさらされている。

 なんと、「8・6秒」のコンビ名が、広島に原爆が投下された日付「8月6日」と共通しているとの指摘から始まり、「ラッスンゴレライ」は「落寸号令雷」という米軍が原爆を落とす号令の暗喩であるなどとする書き込みが、ツイッターやネット掲示板で大拡散しているのだ。

 さながらフリーメーソンの都市伝説みたいな話で、ほとんどの人はデマとして認識しているが、ラッスンのネタに出てくる<南国>というキーワードや<バリ、グアム、ハワイ>という都市名が、「当時の日本国政府の首脳部の攻撃対象地策定の過程を暗喩している」などといった尾ひれまでついているから、真に受けてショックを受けているファンもいるという。

 数年前にも、病的キャラを売りとしていた鳥居みゆき(34)のネタ「ヒット・エンド・ラン」について、「ヒット」は打つ(うつ)、「ラン」は走る(そう)であり、「躁鬱(そううつ)」を意味しているというウワサや、ヒット・エンド・ランが「ヒトラー」の意味で、ネタ上の役名「まさこ」は「Massacre(大虐殺)」を示している、といった都市伝説がまことしやかに囁かれたことがあった。

 人気者ゆえの“さが”なのかもしれないが、今が売り出し中の8・6秒バズーカーにとっては迷惑な話だろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

    大谷翔平を激怒させたフジテレビと日本テレビ…もっと問題なのは、情けない関係修復の仕方だ

  2. 2
    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

    悠仁さま「東大合格」の逆風になりかねない宮内庁“3年前の痛恨ミス”…トンボ論文の信頼性に影響も

  3. 3
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4
    「今市事件」服役中の勝又拓哉受刑者「『有希ちゃんを殺してごめんなさい』って50回言わされた」

    「今市事件」服役中の勝又拓哉受刑者「『有希ちゃんを殺してごめんなさい』って50回言わされた」

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

    ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由

  1. 6
    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

    なぜ大谷はオールスターで「最多得票」を取れないのか…圧倒的成績を残しながら首位と26万票の大差

  2. 7
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  3. 8
    杉咲花&若葉竜也「親密報道」後も評価上昇 「アンメット」の演技にはゴシップを超える力がある

    杉咲花&若葉竜也「親密報道」後も評価上昇 「アンメット」の演技にはゴシップを超える力がある

  4. 9
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 10
    まるで大使館…剛力彩芽&前澤社長の“100億円豪邸”を発見

    まるで大使館…剛力彩芽&前澤社長の“100億円豪邸”を発見