バラエティー争奪戦必至…橋下市長にキー局関係者「鬼に金棒」

公開日: 更新日:

 橋下徹大阪市長(45)が掲げた看板政策「大阪都構想」の是非を問う住民投票が17日に行われ、1万741票差で反対多数。都構想は廃案となり、橋下市長は12月の任期満了で政界引退を表明した。

「政治家としてこれまでの7年半、思う存分やらせていただいた」と吹っ切れた表情で敗戦の弁を述べていたが、「市長の任期が終わったらすぐにでも冠番組をやってほしい」と語るのは民放キー局のプロデューサーだ。

「こんなにタレント性のある人物は日本中探しても他にはいません。橋下市長はやしきたかじん、島田紳助という2人のトップ芸能人に薫陶を受け、『行列のできる法律相談所』『たかじんのそこまで言って委員会』などで頭角を表し、一躍、時代の寵児となった。弁護士に元政治家という肩書まで加われば鬼に金棒。ニュースからバラエティーまで硬軟あらゆる番組の出演オファーが殺到するのは確実。コメンテーター、MC、タレントとして引く手あまたです。バラエティー向けに茶髪に戻したらもっと“最強”なんですけどね」

 橋下市長にとっても“古巣”のテレビ界復帰は悪い話ではない。東京と大阪の“温度差”や自分を嫌うアンチ層の研究など、掴み損ねた民意というものを考え直す時間やチャンスにもなるはずだ。

 大阪府知事に立候補するまでは爆笑問題が所属する芸能プロ「タイタン」に籍を置き、顧問弁護士も務めていた橋下市長。茶髪の最強“タレント弁護士”がテレビ界に復帰すれば、“お座敷”が殺到するのは間違いない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が