お笑いコンビ「ちゃらんぽらん」の大西浩仁さんは画家に転身
80年代半ばからのお笑いブームの最中、「ちゅ~とハンパやなぁ~」のギャグで大人気だったお笑いコンビがいた。冨好真さんと大西浩仁(現・幸仁)さん(54)の「ちゃらんぽらん」だ。コンビは08年に解散。冨好さんはピンで活躍しているが、大西さんの姿は見ない。今どうしているのか。
「ボクの作品があるから、それを見てから『太陽美術館』に行きましょ」
阪急塚口駅南口(尼崎市)で待ち合わせた大西さん、こう言って記者をダイエー塚口店前のコンコースに案内してくれた。そこには海から昇ったばかりの太陽を描いた縦・横5メートルほどの壁画がド~ンと設置され、「大西幸仁」とサインがあるじゃないか!
「これね、08年11月23日にお披露目した作品なんですわ。コンビ解消したんは画家として一本立ちするためやったんですが、おかげさんで生活費をまかなえる程度には絵が売れてます。雅号は『太陽』いいまして、高野山真言宗別格本山・宝亀院の宮武峯雄大僧正に命名していただきました」
次はコンコースから3分、茶色いレンガの外壁に無数の太陽を描いた4階建てのビル1階の太陽美術館だ。