フォークデュオ「とんぼちゃん」の市川善光さんは旅行添乗員
1970年代半ば、「ひと足遅れの春」などをヒットさせた男性フォークデュオとんぼちゃん。ちょっと寂しい歌声が胸にしみた。82年に突如解散し、ショックを受けたファンも少なくないだろう。とんぼちゃんのリードボーカルだった“よんぼ”こと市川善光さん(59歳)、今どうしているのか。
会ったのは京王線笹塚駅から徒歩10分の「スタジオミュージアム笹塚店」。市川さん、とんぼちゃんでデビューした時のバックバンドのメンバーを合わせた5人で、ライブのために練習をしていた。
「07年にファンの方の呼びかけがきっかけになって、バックバンドのメンバーと“YONBO with DFO”を組み、活動を再開したんですよ。年間20~30本のライブをこなしてますか。いや、楽しいですねぇ」
市川さん、ニッコリ笑顔でこう言った。ハテ、とんぼちゃんを組んでいた伊藤豊昇さんは?
「相棒とはあんまり仲良くなかったため一緒にはやってません。音楽の方向性も違っちゃったし」
それは残念。