元「欽ちゃんバンド」清水善三さんは愛媛県でテニスコーチに
80年代前半、萩本欽一が手がけたテレビ各局のバラエティー番組は軒並み高視聴率を記録した。TBSなら「欽ちゃんの週刊欽曜日」だ。今回登場の清水善三さん(55)は同番組の看板コーナー「欽ちゃんバンド」でエレキギター担当だった二枚目俳優。今どうしているのか。
「はるか新居浜までようこそ」
愛媛県新居浜市の新居浜インドアテニススクールを訪ねると、笑顔の清水さんがいた。
「3年前に妻の故郷の、ここ新居浜に引っ越してきましてね。開業直前だったスクールのオーナーとたまたま知り合い、オープニングスタッフとして声をかけていただきました。ボクが担当してるのはジュニアから60代以上クラスまで幅広く、20人ほど指導してます」
180センチの長身、髪はシルバーグレー。かつてはアイドル並みの人気を誇ったが、いや、今もカッコいい。
「高校時代、日本庭球協会の英才教育組織、ジュニアテニスアカデミーの1期生としてビシビシ鍛えられたのが、まさか今になって役に立つとは思ってもいませんでした、ハハハ」