ブーイングの嵐 マドンナ遅刻理由は“宗教的ルーティン”か

公開日: 更新日:

「マドンナに限らず、日本に来る大物外タレはイベントや取材の遅延は当たり前。気分次第でドタキャンなんて腐るほどあります」(興行関係者)

 そのたびに振り回されるコーディネーターや関係者は冷や汗だろうが、今回のような報道陣向けのイベントはともかく、13日の公演はSS席が5万円という高価格で、オークションでは約30万円にも跳ね上がるなどプラチナチケット化。遠方から会場に来ていたにもかかわらず、終電のために一曲も聞けずに席を立ったファンは泣くに泣けない気持ちだろう。

 それにしても2時間遅れとは日本の客をナメている。

「もともとマドンナのコンサートは定刻に始まったことはほとんどない。マドンナはユダヤ教の伝統に基づいた神秘主義思想の宗教『カバラ』に97年ごろから心酔。コンサート前には、ラグビーの五郎丸の“ルーティン”のような、独特の儀式を行うのが慣例で、それが終わるまでは絶対にステージに上がらない。ビデオの不具合を理由にしていましたが、今回はいつも以上に時間がかかったようです」(音楽ジャーナリスト)

 それでも「アイラブジャパン」の一言で済まされるのだから、マドンナ様である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」