試される本気度 石田純一の都知事選意欲にテレビ界の声は

公開日: 更新日:

「もう使えませんねえ」――。都知事選候補者として、条件付きで名乗りを上げたタレント石田純一(62)の会見を見て、そうTV関係者は言った。

 公職選挙法うんぬんがあって、少なくとも選挙期間中は番組出演のオファーを出せなくなるというだけじゃない。

「妻の東尾理子さんとの妊活のときは注目度も高く、どうやっても出ていただきたいという部分はありました。しかしながら、現在はとりたてて話題もないし、トレンディーで鳴らした頃のような女性人気を集めているというわけでもありませんからね……」と続け、そもそも、すでにタレントとして石田の“商品価値”に疑問符をつけていたようで、今回の政界進出話は見切りをつける契機になるのではというような算段も。

「そのあたりのところは、本人も重々、分かっていると思いますよ。俳優としては、出ても昼ドラの脇役がせいぜい。もともと女性スキャンダルで芸能マスコミに追われつつ、それを動因にして芸能界で生きてきたタレントですし、俳優に強いこだわりがあるというわけでもない。とはいえ『不倫は文化』といった過激発言やスキャンダルも、今は理子さんのお父さん(東尾修)の体面を汚すわけにもいかないでしょうから、使えない。手詰まり感とともに、自分のキャリアの集大成として、自分の何をどう売っていくのか考えていたと思います」(ベテラン記者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が