秀吉の次は総理役…小日向文世が漏らした“寂しさ”の理由

公開日: 更新日:

 NHK大河ドラマ「真田丸」の秀吉役で「過去のどの秀吉よりも秀吉っぽい」と大絶賛されている俳優・小日向文世(62)が、今度はテレビ朝日「グ・ラ・メ!」で総理大臣を演じる。現在、絶好調の名バイプレーヤーを直撃した。

  ◇  ◇  ◇

 確かに最近は「偉い人」を演じることが増えてきました。冬の月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」では巨大企業のワンマン社長、春は「重版出来!」で大御所漫画家。で、天下人・豊臣秀吉に総理大臣。僕もそんな偉い人の役を演じる年になったんだなって思います(笑い)。

 どの役を演じる時も、僕はまず台本のセリフを徹底的に理解することから始めます。咀嚼していくうちに役柄に血が通っていく。だから台本は必死に読み込みます。それが僕にとっての役づくりで、大河ドラマで秀吉を演じる時も変わりません。

 無邪気にふるまいながら、内面には黒く渦巻くものを持つ秀吉の怖さを見せてほしいと、脚本の三谷(幸喜)さんに言われ、非常にやりがいを感じながら台本を読み込み、僕なりの秀吉を演じたつもりです。決して奇をてらって演じているわけではありませんでした(笑い)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に