ブルースシンガー大木トオルさん “セラピー犬”育成に尽力

公開日: 更新日:

 1976年に単身渡米し、ニューヨークで黒人メンバーとトオル・オオキ・ブルースバンドを結成。全米ツアーを成功させ、黒人音楽の伝統的イベント「ミシシッピ・デルタ・ブルース・フェスティバル」に東洋人として初めて参加して“ミスター・イエロー・ブルース”と呼ばれたのが大木トオルさん(66)だ。今どうしているのか。

■捨て犬や被災犬の保護をライフワークに

「アメリカに永住権があり、現住所はニューヨークです。日本とアメリカの生活は半々くらいでしょうか。実は音楽活動はセーブして、力を入れてる活動がありましてね」

 銀座にある「一般財団法人 国際セラピードッグ協会」で会った大木さん、穏やかな笑みを浮かべながらこう言った。部屋には経歴を示す国内外のミュージシャンとのコンサート写真に交じり、犬の絵や写真が多数飾られている。

「ご覧のように、セラピードッグの育成に力を傾けてるんです。最近、ようやく一般的に知られるようになりましたが、犬との触れ合いを通じて病気や高齢者の方の心と体を癒やすのがセラピードッグです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド