連載小説<66>加羅夢の証言の裏がとれた以上は拘束の理由がない
【あらすじ】警視庁殺人犯捜査第三係の樋口顕は、四谷の大学近くで起きた爆発事件の捜査に追われていた。日本初の宗教的過激派のテロが疑われる中、事件現場近くにいたとされる男の身柄を押さえた。加羅夢と名乗る彼は2世のバングラデシュ系日本人らしい。早速取り調べが始まるが……。
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