初紅白への期待も…宇多田ヒカルに「人間活動6年」の代償

公開日: 更新日:

 宇多田ヒカル(33)が19日、「ミュージックステーション ウルトラFES 30th」(テレビ朝日系)に出演。今年4月に約6年ぶりに音楽活動を再開してから初のテレビ出演ということで注目を集めたが、久々の表舞台は“人間活動”に専念していたブランクをいや応なく感じさせる内容だった。

 司会のタモリとのトークでは活動休止した理由について「こういう世界からとにかく離れたくて。いったんリセットしたいなと」と当時の心境を吐露。さらに「15歳からお仕事して遊んだ記憶がなかった」という宇多田は現在はロンドン在住で、「6年間、ほぼ歌ってなかった。水道代や電気代の払い方とか自分でやったり。年下の友達もできて青春っぽいものも経験したり」と“リア充”ライフも告白した。

 芸能界の汚濁からすっかり“漂白”されたその表情は、隣の会社にもいそうな30代女性そのもので、かつてのオーラは消滅。宇多田の後にスタジオで歌唱した浜崎あゆみ(37)とは良くも悪くも対照的だった。

 宇多田は2010年8月に「人間活動に専念する」という理由で音楽活動を休止。14年5月にイタリア人バーテンダーと結婚して翌15年7月に男児を出産。今年4月から始まったNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」を担当して活動再開していた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ