著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

カメラ睨み付けた高畑淳子と裕太 目から読み解く深層心理

公開日: 更新日:

 取材の基本姿勢は単独、会見にかかわらず相手の目を見ながら行う。言葉だけでなく、相手の目からも心を読み解く。先日、面白い調査結果を見た。「笑顔でも目が笑っていない芸能人」で三船美佳が2位に入った。視聴者はよく見ている。妙に納得がいった。

 昔、泣いているのに「涙が出ていない」と言われたアイドル歌手もいた。目は正直とはいえ、女優は演技ができる。会見時の母親はある種の大きな初舞台。演じることはたやすいこと。が、直撃取材にはそう簡単に演技はできない。思わず本性が出る。「怒る。うろたえる」など心模様が「睨み付ける。泳ぐ」といった目に表れたりする。直撃に対して無言でも、目で読み解くこともできる。そこに直撃する意味もある。

「高畑は一連のメディアを中心にしたバッシングに対しての恨みつらみが無意識のうちに目に出たのだろう」という声も聞く。目は口ほどに物を言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  4. 4

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  2. 7

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり

  3. 8

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  4. 9

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  5. 10

    遅すぎた江藤拓農相の“更迭”…噴飯言い訳に地元・宮崎もカンカン! 後任は小泉進次郎氏を起用ヘ