「欲求抑え切れず」は何だった? 高畑裕太釈放で残る疑問

公開日: 更新日:

 ホテルで女性従業員を暴行したとして強姦致傷容疑で逮捕されていた俳優の高畑裕太(22)。大騒ぎの結果は示談成立で不起訴だが、分からないことばかりだ。

 これまで「歯ブラシを自分の部屋に持ってきてほしい」と女性従業員を呼びつけ、手首をつかんで無理やり部屋に連れ込み乱暴したとされたが、高畑の弁護人は釈放された9日、「高畑裕太さんの方では合意があるものと思っていた可能性が高く……電話で『部屋に歯ブラシを持ってきて』と呼びつけていきなり引きずり込んだ、などという事実はなかったと考えております」というコメントを発表した。何らかの行為があったことは変わらないにせよ、強姦ではなかったということだ。

 前橋市のホテルで高畑の隣室に宿泊したスタッフの話として、「争うといった物音はまったくしなかった」というテレビ関係者の情報は日刊ゲンダイ本紙にも寄せられている。高畑は前橋署の玄関で「このたびは皆さまに多大なるご迷惑をお掛けしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪し頭を下げたが、容疑が事実じゃないと思っているのならば、なぜ謝罪するのか。警察の調べに対し、容疑を認め、「女性を見て欲求を抑え切れなかった」などと供述したと伝えられていたのは何だったのか。どちらが事実なのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」