舛添氏を彷彿…ドクターX人気の秘密は時事ネタパロディー

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 20日に放送された米倉涼子主演ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)第2話の平均視聴率は19.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。初回の20.4%と合わせ、その勢いはとどまるところを知らない。

 今作で第4弾となる人気シリーズ。そろそろマンネリ化に陥るころ合いかと思いきや、視聴者を飽きさせないよう、さまざまな仕掛けや趣向を凝らしている。その一つが、随所に盛り込まれた“時事ネタ”のパロディーだ。

 第2話では、西岡徳馬(70)演じる国会議員が、政治資金スキャンダルがはじける前に検査と偽り、駆け込み入院。その直後、病院に届いた週刊誌のスクープ記事のゲラには、<日本で一番お金にセコイ国会議員><公用車で箱根は当たり前!!><露天風呂付きの個室で会議!>と、6月に辞任した舛添要一・前東京都知事(67)を彷彿とさせる見出しがズラリ踊っていた。

 視聴者の間では放送中から大きな話題に。舛添氏を思い出した、と驚くコメントがツイッター上にあふれたが、実はこの手法は「ドクターX」の“お家芸”になりつつある。2014年秋に放送された前シーズンでも、当時お茶の間を席巻していた元兵庫県議の“号泣会見”をパロディー化。視聴者の目をくぎ付けにした。

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