フジ決断か 「スマスマ」終了後に“ジャニーズ切り”の動き
フジテレビのサプライズジャッジにテレビ界が注目している。
長い間、蜜月関係を築き上げてきたジャニーズ事務所との関係に一線を引く動きが出てきたのだ。その象徴となりそうなのが、年末で打ち切りが発表されていた「SMAP×SMAP」の後番組に関して。SMAPが大晦日で解散するのにあわせて番組が終了するが、後枠は当初ジャニーズ側の強い意向でジャニーズのタレントをメーンにしたバラエティーが編成されるという情報が流れ、司会は嵐やKinKi Kids、若手のKis─My─Ft2やSexy Zoneらが加わった連合チームで、音楽あり、コントありの番組が濃厚だった。
ところが、年明け以降の編成案のスポンサー説明会は意外な内容になったという。
「当初から局内にいつまでジャニーズの言いなりになるのかという声があったんです。フジ上層部は直前になるまでSMAP解散の事実を知らされず、しかも、来年3月まで『スマスマ』を継続するという事務所の言葉をうのみにしていたほどですから。それなのにSMAPは解散、年内で番組は打ち切り――。これにはさすがに我慢の限界で新たな番組に替える決断をし、生中継を予定していた『スマスマ』の最終回SPも見送りになったようです」(放送関係者)