80年代アイドル高見知佳さん 家族のため沖縄と愛媛を往復

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 ところで高見さん、もう芸能界からは完全に引退してしまったのか。

「もうやめてます。結婚した01年までですね。ハネムーンベビーを授かり、3カ月のときに切迫流産で入院したんです。“この子をちゃんと産むのが私の仕事だ”と思って、事務所に理解してもらいやめさせていただきました。それからは、主人のいたロサンゼルスと東京や実家を行ったり来たり。そして息子が1歳2カ月の時に沖縄へ移り住んだんです」

 ご主人は12歳下のメキシコ系アメリカ人。高見さんが「朝だ!生です旅サラダ」(テレビ朝日系)の海外ロケで米国に行った際、コーディネーターをしていたのがご主人だった。出会って5カ月で結婚。そのご主人の両親が沖縄でメキシコ料理店「オブリガード」を経営していたため、店を継ぎたい、というご主人の希望で沖縄に居を定めたという。

「義母や近所の人たちに子育ての悩みを聞いてもらったり、助けてもらってますよ。息子は今、中学2年です。昔の私の写真を見て『オレに似てる!』なんて言ったりして。私は今は沖縄と実家の愛媛を行ったり来たり。沖縄では主人のメキシコ料理店を手伝い、愛媛では体調を崩し入院中の母の世話をしています。息子は寮のある学校に入っているから大丈夫なんですよ。主人? 私がいないときは羽を伸ばしてるんじゃないですか、ハハハ。でも、私が母の世話をすることを理解してくれるのでありがたいです」

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