必然だった小出恵介騒動 SNSで相次いだ複数女性の証言
炎上とは、「何かの言動に対して大規模かつ集中して起こる、消費者や情報の受け手からの批判的な意見、評価が継続している状態」のことだといえる。限られた人たちだけが興味を持つ話題やローカルニュースなど、小さい規模で批判が集中するケースは、実は少なくない。だが、関係する人物や被害などでよほど衆目をひく要素がない限り、到達力が弱く炎上にまで発展することはまれだ。
一方、政治家や芸能人などの、言動が常に注目を浴びる、あるいは派手な振る舞いで目立とうとしている人たちは、多少知名度が劣っても、起こした事柄がくだらなくても炎上に遭いやすい。普段、自ら手を挙げて注目させているばかりでなく、私人ではないので誰もが批判的に反応できるので、日頃の憂さを晴らし、留飲を下げるにはもってこいなのだ。逆に言えば、有名人の炎上商法=焼け太りが成り立つメカニズムでもあり、知名度のない一般人や企業が炎上商法をやるならば、よほどうまく仕掛けないと単に嫌われて終わるだけだ。
最近の事例で「必然的に炎上に遭いやすい芸能人」の典型例となったのが小出恵介。イケメンの俳優で有名私立大学卒、出演作品の評価も高いとなれば、その言動に注目が集まらないわけがない。そこへ、おあつらえ向きの未成年との飲酒、淫行疑惑である。