不倫報道タブー視せず 松本人志「ワイドナ」で苦言の是非
ダウンタウンの松本人志(53)の発言に注目が集まっている。20日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で松本は、SPEED上原多香子(34)の不倫騒動について番組内での取り扱いを同局からカットされたとし、「そういうの嫌やから触れようや」と訴えたことを明かした。
松本が問題にしたのは先週の放送。やはり不倫騒動の渦中にある「雨上がり決死隊」の宮迫博之(47)を取り上げたのだが、松本は上原の騒動の方が世間の関心は高いと感じていたという。しかし、フジテレビのスタッフから「(上原を)扱うのはなしにしてほしい」といった申し出があり、ペンディングに。その場は渋々ながらそれに従ったものの収まらず、15日に自身のツイッターで「しゃべっても。謎の事情でカットされ」とコメントし、今回の発言へとつながった。
スキャンダルがあっても、そのタレントが大手事務所の所属であったりした場合、民放が自局のワイドショーでの報道を控えたという話は芸能界ではよくある話。大手事務所なら、同じ事務所所属の売れっ子で別の番組に出演中のタレントを引き合いに、もしスキャンダルを扱えば、その売れっ子を引っ込めるといった「圧力」も一部事務所はお手のものだ。