笑い“効果音”説も 「女芸人No.1決定戦」ゴタゴタの舞台裏

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 女芸人の頂点を決める史上初のお笑いコンテスト「女芸人No1決定戦 THE W」が物議を醸している。11日20時から3時間、日本テレビ系で生放送されたのだがネタの最中に不自然な笑い声が挟まれ、SNS上には放送開始直後から〈不愉快〉〈うっとうしい〉〈うるさい〉〈しらける〉などと批判の書き込みが殺到したのだ。

 同番組は〈この世で一番オモシロイ女性を決める祭典〉と銘打ち、女性だったら誰でもOKという応募資格が話題になった。優勝者へのごほうびは賞金1000万円に加え、希望する日テレのレギュラー番組に合計視聴率100%になるまで出演できる「日テレ100%券」の副賞付き。

 優勝すれば顔が確実に売れる“確約”をゲットするべく、計636組の応募者がしのぎを削ったわけだが、肝心要の決勝の放送でケチがついた。一部の視聴者から「笑い声の効果音を入れているのではないか」と疑問を投げかけられる事態になっているのだ。

■日テレは「一切ない」全否定も

 改めて番組を視聴してみると、たしかに「ハハハハ」と甲高い特徴的な笑い声が頻繁に聞こえてくる。たとえるなら、ドリフやバカ殿などでお馴染みのおばちゃん笑いみたいなものか。テレビで番組を見たバラエティー番組制作関係者も「かなり人工的な笑いで音効さんがつけたSE(効果音=サウンドエフェクトの略)にも聞こえた」と話し、制作関係者の間でもSE説が話題になったとこう続ける。

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