著者のコラム一覧
細川展裕

1958年、愛媛県生まれ。レコード会社の営業マンを経て、同級生の鴻上尚史率いる「第三舞台」の制作に。2000年から「劇団☆新感線」のプロデュースを手掛け、これまでに220万人の集客を実現。現在、新感線☆RS「メタルマクベス」公演中につき、豊洲のIHIステージアラウンド東京に通い、次のキャスティングに向け“夜のロビー活動”中。

劇団「新感線」成功のカギは“スターシステム”の確立だった

公開日: 更新日:

 演劇界をプロデューサー的視点で見て凄いと思うものを挙げてもらった。

「たとえば、劇団四季は1983年にキャッツを上演して以来、ミュージカルに特化しました。役者でなく“劇団四季のミュージカルを見る”というふうに観客の『目的』を変えた、これは浅利慶太さんの功績でしょう。おかげで彼が亡くなっても存続するビジネスモデルが確立されています。最近の2.5次元と呼ばれる演劇も今までにないファン層を開拓したという実績は何よりです。『あれは演劇じゃない』とケチをつける人もいますが、新規層の開拓しなきゃとクダを巻いてる演劇人にはできないことをやってのけているんですから。新感線も“異端児”扱いされがちでしたけどね」

 細川氏は常に芝居をクールに分析する。

「東京で1000人、大阪で500人の動員は親戚レベル。3000人を超えるとやっと他人が見に来るようになり、5000人を超えると社会的影響を与えるようになる。要は面白ければ集まる、それだけなんです。時々、長年続けて、動員数1000人なんていう劇団員の人から相談されるんだけど、『それって、友達と親戚だけだと思うよ』と、小声で言いたくなるんですけどね……」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  3. 3

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  4. 4

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  5. 5

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  1. 6

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  2. 7

    フジテレビ「中居正広氏に巨額賠償請求」あるか? 「守秘義務解除拒否」でウソ露呈

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    Kōki,『女神降臨』大苦戦も“演技”は好評! 静香ママの戦略ミスは「女優でデビューさせなかった」こと

  5. 10

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ