浜崎あゆみファン落胆 FNS歌謡祭で宇多田ソング歌唱の悲哀
「今年8月に2年ぶりに発売されたアルバムの初動売り上げは2万枚を割りました。4月に始まった20周年を記念するアリーナツアーも8割ぐらいしか埋まっていなかったようです。その影響を考慮したのか、今年10月から来年2月まで行われる全国ライブツアー会場はほとんどが小規模のホールです。来年1月に行われる2000人程度収容の地元福岡開催の先行チケットはまだ売れ残っている状況です」(音楽関係者)
浜崎と同じように“平成の歌姫”と呼ばれた安室奈美恵(41)は多くのファンに惜しまれながら9月に引退した。共に一時代を築いた2人だが、どこで差がついたのか。
「ヒット曲の数では安室さんに遜色ないどころか、浜崎さんの方が多いぐらいです。しかし、安室さんと比較され続けてきたことがマイナスになりました。お互いにファンの数は年々少しずつ減ってきましたが、安室さんは引退宣言するとファンが戻り、“神格化”されました。また、16年に発売されたシングル『Hero』がリオ五輪のNHKテーマソングとなり、幅広い世代から支持されファンが増えたように思います。それに比べ浜崎さんが話題になるのは熱愛や結婚などのプライベートな話題ばかり。SNSで私生活をさらけ出し過ぎて、カリスマ性がありません。アーティストとしての魅力が半減したことで、ファン離れにつながったのだと思います」(渡邉裕二氏)
浜崎が“復帰”するには歯を食いしばって歌い続けるか、思い切って“引退”を発表するぐらいしかなさそうだ。