暴言騒動の久保田&武智…“じゃない方”はブレークの好機か

公開日: 更新日:

 関西の女帝こと上沼恵美子(63)に対するバッシング騒動を起こし、2人の芸人がお笑い界追放の危機にさらされている。「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)と、「スーパーマラドーナ」の武智(40)。

 酒の力を借りて〈更年期障害〉や〈オバハン〉〈クソが〉などと女性蔑視ともとれる発言を繰り返したのは自業自得以外のなにものでもないが、最大のタブーともいえる「他事務所の大御所」をイジったもんだから始末が悪い。

 2006年、「極楽とんぼ」山本圭壱(50)の未成年少女に対する淫行騒動もまさにそれ。山本は、萩本欽一(77)が所有する野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」の選手として遠征中に不祥事を引き起こした。

「この行為は吉本所属の山本が大御所の顔に泥を塗るだけでなく、欽ちゃんが所属する浅井企画にも多大な迷惑をかけた。最も犯してはいけない業界のタブーをやらかし、同情の余地はなかった」(芸能プロ関係者)

 今回の件も上沼は個人事務所であり、久保田と武智が所属する吉本ではない。加えて「上沼の夫は元関西テレビの役員で、次男もテレビ局関係者。現在も関西圏のテレビで影響力がある」(前出の芸能プロ関係者)だけに土下座しても許される話ではない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  4. 4
    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  5. 5
    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6
    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

    大谷への理不尽な「ボール球」ストライク判定は差別ゆえ…米国人の根底に“猛烈な敵愾心”

  2. 7
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

  3. 8
    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

    新関脇・大の里の「大関昇進の壁」を親方衆が懸念…看過できない“練習態度”の評判

  4. 9
    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

    高橋一生「ブラック・ジャック」高視聴率も続編困難か…永尾柚乃“完璧ピノコ”再現に年齢の壁

  5. 10
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し