著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

歌舞伎界とも違う 落語家の「2世」は損なのか?得なのか?

公開日: 更新日:

 でも落語家の2世って見てて大変だなぁって思いますよ。もちろん父の名声の恩恵で人気や集客はついてきますが、やっぱり高座の上では実力主義ですから、お客は義理では笑ってくれません。歌舞伎みたいに子供のころからやってて血筋が優先されるわけでもないですしね。木久蔵アニサンにはクスリやらないだけで2世としては立派だと言ってます。

 あと父親の仕事を継ぐって子供としては最高の親孝行とは思いますね。自分の生きざまを子供が認めてくれるなんて、父親としてはうれしいじゃないですか。うちに中1の息子がいて、小5まで落語家になりたいって言ってたんですよね。何でなりたいのか聞いたら「お父さんみたいに毎日人のお金でおいしいもん食べたい」だって。うちは落語家にさせません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

  3. 3

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 4

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  5. 5

    パワハラ疑惑の橋本環奈はやはり超多忙?マネジャーが6年前「あなたに想像出来ないほど環奈は忙しい」とファンに伝えていた

  1. 6

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 7

    闇バイトの応募者たちは一体何者なのか?若者に自重呼びかけるTV報道番組の「盲点」

  3. 8

    がんの4割がアルコール消費と関係? 米国がん協会の新たな研究結果に騒然

  4. 9

    日本一DeNAが「巨人に惨敗」の屈辱晴らす大補強!売上270億円超で原資に不安なし

  5. 10

    農相・法相の後任人事でも石破カラー封印…「党内融和」優先に世論ますますがっかり