香取慎吾に救いの手 公取委注意で分かった萩本欽一の偉大さ
公正取引委員会のジャニーズ事務所に対する「注意」は、図らずも萩本欽一(78)の偉大さを再認識させた――。
7月17日、SMAPの元メンバーで、2017年9月いっぱいで退所した稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人を出演させないように民放テレビ局などに圧力をかけていた疑いがあるとして、公正取引委員会がジャニーズ事務所に「注意」した。
ジャニーズ側は「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません。とはいえ、このような当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います」とコメントを発表し、各テレビ局も圧力を否定している。
■香取の地上波出演は1年4カ月でたったの4本
香取慎吾を例に、直近1年強の地上波テレビ出演(関東地区)を挙げてみよう。
2018年3月28日の「おじゃMAP!!」(フジテレビ系)終了以降、深夜12時以降の番組を除けば、2019年2月2日の「欽ちゃん&香取慎吾の第96回全日本仮装大賞」(日本テレビ系)、2月24日の「密着! 4000時間 アーティスト香取慎吾2年間の軌跡」(TBS系)、4月27日の「人生最高レストラン」(TBS系)の3本だけ。「仮装大賞」当日の「直前みどころSP」をカウントしても4本しかない。